今回はバビロンの大富豪の黄金に愛される七つ道具のその1「収入の十分の一を貯金せよ」についてお話しします。
収入の十分の一は人によって異なりますが、手取りが30万の人であれば、3万円を貯金するという計算になります。
収入の十分の一の貯金は一度やるだけで満足するのではなく、継続的に行っていくことが重要です。
収入の十分の一を貯金するとはどういうことか?

収入の十分の一を貯金するとはどういうことか?
それは、文面通りの意味もありますが、確実に人生の資金を貯めていくのに重要な要素でもあります。
収入とは税引き前、税引き後の2つの意味があると思いますが、個人的には税引き前の収入から十分の一を貯金することを目指したほうがいいと思います。
額面で月収30万円の人は3万円、月収50万円の人は5万円ですね。
この額を毎月貯金していくことは、最初のうちはなかなか大変かと思います。
あれを削って、これを削って・・・と出費のことも考えないといけません。
しかし、生活レベルを収入に適切なレベルとし、固定費を抑えることが出来れば確実にできることであると思います。
収入の十分の一を貯金、多いと感じるか少ないと感じるか、その人の収入や生活レベルによりますが、実現できると資産は確実に増えていきます。
収入の十分の一を貯金するためには?
それでは収入の十分の一を貯金するにはどうしたらいいでしょうか?
いくつかやるべきことがあります。
- 現在の支出を把握する
- 支出のうち削減できるものをピックアップする
- 削減できる支出を削減する
まず、現在どれくらい支出があるのかを把握します。
家計簿をつけていれば把握が出来ていると思いますが、そうではない場合も食費、通信費、家賃、家のローン、雑費など支出にはいろいろあると思いますので、それらをすべて洗い出してみましょう。
その中で削減できるものを選んでみましょう。
例えば・・・
- 保険料
- 通信費
- 本当は不要な買い物に使うお金
などは削減しやすい出費ですね。
食費を外食中心から自炊中心にしたりしても場合によっては支出を削減できます。
自分で考えてプランを立ててみましょう。
プランを立てたらそのプランを実際に実行してみることです。
最初はつらいかもしれません。
しかし、慣れるとそうでもなくなります。
大切なのは貯金という良い習慣をつけることです。
収入の十分の一を確実に貯金する方法
プランを立てて実行するのはしんどい。
でも確実に貯金したい。
そう思う人もいるでしょう。
そこで、確実に貯金を行う方法を紹介します。
それは貯金用の口座を用意しておき、収入が入ったら即座に貯金用の口座に収入の十分の一を入れてしまうことです。
ここからは入院、自動車事故など緊急の出費や資産運用に回すお金以外は引き出してはいけません。
貯金用の口座と生活費用の口座の2つに分けて管理していく必要があるのですが、収入が入ったら強制的に貯金をすることで、1か月の間は収入から貯金額を差し引いた、残りのお金で生活せざるを得なくなります。
ここで、どうやりくりして乗り越えていくかを考える必要が出てくるのですが、それが大事なことなんだと思います。
考えて工夫して身の丈に合った生活を知ることがお金を貯めることに必要なことなのです。
まとめ
今回はバビロンの大富豪の教えから黄金に愛される七つ道具の一つである、「収入の十分の一を貯金せよ」について自分の観点から記事を作成してみました。
この教えは現代でも十分通用するもので、いくらずつ貯金を行っていくということを考えるうえで重要な要素になります。
貯金が出来ないと悩んでいる方は、余計な固定費を払っていないか、身の丈に合った生活や支出であるかをよく考えてみましょう。
月収30万円の人が毎月3万、1年間に36万円貯金できると30年間で1000万以上の貯金が出来ることになります。
なかなかの大金になりますね。
ただ貯金するだけではまだ不足の部分があるので、そこは後々お話ししたいと思います。
今回の話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。