何かを作る趣味、例えばDIYや手芸、絵描きなど現実世界に存在できるものを作るもの、そして、作曲やイラスト描き、プログラムのライブラリ作成など、デジタルデータを作ること。
どちらの趣味も自分の手によって何かを生み出しています。
自分の手でモノを生み出す趣味と言うのはほぼ例外なく良い趣味であり、自分の創造力を高め、副業として趣味をお金に換えることが出来るようになる場合もあります。
そんなことを考えなくても、モノを作ることが楽しいという人にとっては、モノを作ることを趣味にすると、それだけ休日の楽しみが増えます。
なので、モノを作る趣味が良い趣味であると言えるのです。
目次
DIY(日曜大工)、手芸など触れるものを作る趣味について
DIY、手芸、絵描きなどの趣味は、作ることで、作ったものに直接触れることが出来、自分の趣味としてモノを作る能力を直接見ることが出来ます。
手や頭を使ってモノを作るため、ちょうどいい頭の使い方が出来るわけです。
自分の好きなものを自分で着想し、自分で企画し、自分の思い通りに作っていく。
そしてその過程では誰からも邪魔されることがない。
だから楽しみながらモノづくりを楽しめる。
仕事とは違い、何かに縛られることがなく、自分のペースでモノを作ることが出来るので、仕事のようにストレスをためることなく、反対にストレス解消の方法として使えます。
しかし、これが「こうあるべきだ」という考え方を持ってしまうと、これらの趣味は一気に面白いものではなくなります。
楽しみながらやるというのが趣味として付き合っていくことで最も大切なこと。
趣味が楽しくなくなると、それは趣味ではなくなります。
こだわりを持ちすぎて、イライラしながらモノを作ると反対にストレスがたまるようになります。
なので、あまり自分が作ったものが良くないと思ってもイライラしないようにしましょう。
自分の腕が上達しないと思ってもイライラしないようにしましょう。
楽しみながらモノづくりの趣味を続けていくと自然と上達していくので、あまり気負いせず、本当に気分転換の気持ちで趣味に取り組むくらいがちょうどいいです。
作曲、イラストなど、デジタルデータを作る趣味について
デジタルデータを作る趣味も、手で触れるものを作る趣味と基本的に同じです。
作曲に関しては少し環境を作るのにお金がかかりますが、イラストはペンタブレットとイラスト作成用のソフト(自分はSAIというソフトを使っています)があれば、イラストは描けます。
作曲もイラスト描きもソフトの使い方など色々と慣れる必要がありますが、慣れてくると自分の感性に任せて自分が作りたいものを作れるようになります。
また、プログラミングに強い方はライブラリを作ってGitHubなどで公開するなどのことを趣味としてやってみると面白いと思います。
ライブラリというのは便利なものであれば多くの人から求められます。
なので、良いライブラリは一定の需要があるので、一般公開してみて、ユーザーからどんなフィードバックがあるか見てみるといいと思います。
時には改善点を指摘してくるフィードバックもあると思いますが、安定版が出来るまでフィードバックを反映させてより良いライブラリを作っていけばいいだけです。
ちなみにライブラリを作るのにはかなりの技術力が必要で、プログラム経験者であってもかなりの勉強が必要なハードルが高いものです。
しかし、そのハードルが高いことにあえて挑戦するということも、好奇心が強い人にとっては刺激されるものがあることでしょう。
ライブラリを作ることが出来る、しかも良いライブラリを作ることが出来る人は重宝されます。
仕事でも「こんなライブラリを作ったよ」と会社の人に言えば、自社のプログラムに取り入れてもらえるかもしれません。
そこまでやるのは難しいですが、難しいからこそやりがいがある。
そういう人がいるから、ライブラリは世の中に存在しているわけです。
モノを作る趣味で大切なこと、それは他人と比べないこと
モノを作ることを趣味とする上で大切なこと、それは他人と比べないことです。
他人の作品と比べてしまうと、今まで楽しんできたモノ作りでも、「もっといいものを作らなければいけない」、「もっとセンスのあるものを作らないといけない」という、義務感みたいなものが生まれてきます。
そうなってしまうと楽しくありません。
他人の作品を気にしないことは難しいですが、それよりも大切なものは自分らしさを出すことです。
他人の作品を見ていい所を取り入れていくことは問題ありません。
しかし、自分がいいなと思う人の作品を真似て作るようになると、それは自分らしさを表現するという、趣味としてモノを作ることで一番大切なものを捨ててしまうことになります。
結果として、他人が作ったものと似たようなものが出来てしまい、面白みが欠ける作品が出来てしまいます。
こうなってしまうといい趣味とは言えず、他人の評価や他人と比べることがモノを作る軸となってしまい、最初に思っていた自分が作りたいものを作りたいということが出来なくなってしまいます。
本来の趣味は自分の持ち味を崩さない程度に他人の技術を取り入れて自分らしさを保ちながらより良いものを作っていく。
こうすることで楽しさを維持しながら自分の物を作る趣味のレベルを向上させる。
そして、より良いものを作って自分の満足感を高めていく。
こうあるべきなのです。
なので、他人と比べることは絶対にやってはダメ!
モノを作る趣味に他人から評価されたいという承認欲求を持ち込みたい気持ちは分かりますが、この欲求をあえて捨ててしまうことが趣味としてモノを作る趣味と長く付き合っていくコツになります。
モノを作る趣味に承認欲求を持ち込んでしまうとモノを作ることに疲れるようになります。
そうなってしまうと自分を見失い、悪い趣味に変わってしまいます。
承認欲求に振り回されないように、自分らしく、そしてよりいいものを作るということを意識しながらモノを作る趣味と付き合っていくことが、モノを作る趣味と長く付き合っていくコツになります。
モノを作る趣味は副業にすることもできる
モノを作る趣味は副業にすることもできます。
ただし、ある程度のクオリティがないとほとんど収入が見込めません。
人を引き付ける何かを持っていないと、買いたいと思う決め手がなく、折角モノを作っても買い手が現れないのです。
手芸なら自分が作ったものをメルカリに出してみたり、イラストであればLINEのスタンプやイラスト素材、グッズに展開してみることで自分の趣味をお金に換えることができます。
自分のイラストをグッズにするのは難しそうに思うかもしれませんが、意外とそうでもなかったりするので、SUZURIやイラスト素材のクリエイターとして登録してみて、実際に売れるかどうか、素材がダウンロードされるかどうかを見てみるといいでしょう。
趣味を副業に変えても、楽しみながらやる、自分がやりたいようにやるという気持ちは持ち続けるようにしましょう。
本当にお金稼ぎに注力するようであれば、これに加えてモノを買ってくれる人、ダウンロードしてくれる人のニーズに合わせてモノを作ることが必要です。
また、競合に負けないように質とオリジナリティを向上させるためにかなりの努力も必要になります。
しかし、趣味を副業として続けていく場合は、この考えを持たないようにしないと、自分への自信を無くし、趣味ではなくなってしまうことになります。
趣味が趣味でなくなることは残念なことです。
理想的なことは趣味と副業のボーダーラインを引かないこと。
趣味で作ったものが売れればいいかなくらいの気持ちで、モノを作る趣味と付き合っていくくらいでちょうどいいのです。
モノを作る趣味を持つことに、変なプレッシャーを抱く必要はなく、ただ上手になりたい、自分らしいものを作りたいという気持ちを持ちながら日々励んでいけばいいだけです。
自分がやりたいようにやるのが一番楽ではないですか。
自分も美術1の評価を得た絵のセンスの持ち主ですが、このブログのプロフィールの欄のウサギのイラストは自分が20代終盤の頃に描いたものです。
だから、モノを作ることを趣味としてうまく付き合っていくときちんと上達していくのです。
イラストは描きたくなったら描くくらいの距離間で今も続けていますが、今はこれくらいがちょうどいい距離感になっていて、趣味として邪魔にならない位置に収まっています。
自分にとってのちょうどいい距離感というのはこれくらいですが、人によってちょうどいい距離感というのは異なります。
自分にとってのちょうどいい距離感を見つけながらいろいろと試して、趣味を副業にしたりしなかったりして、モノを作る趣味を長く続けられる趣味にするにはどうしたらいいかを探りながら付き合っていくとモノを作る趣味を一生ものの趣味にすることもできます。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。