今回のお話は自分の体験を記述した内容となってきます。
自分のようなヘマをする人はそう多くはないかもしれませんが、一応注意したいこととして記事を書くことにしました。
この記事では以下のようなことが書かれています。
・自分が部屋を借りる時に経験した、希望する物件を
内見させない営業から部屋を借りた話
・希望する物件を内見させないということはどういうことか?
自分に実際にあったこと
自分は5年前に、ある不動産屋で物件を探していて、そこで物件Aが気になっていました。
しかし、そこの不動産屋の担当は物件Bを紹介し、内見する当日になって物件Cを紹介してきました。
自分は物件Aの内見を希望していたのですが、担当の営業の口車に乗せられてしまい(この段階ではまだマネーリテラシーがほぼゼロの状態でした)、物件B、物件Cの内見に行くことになりました。
そして新築であった物件Cを借りることとなりました。
契約の段階で発覚したこと
いざ、契約の段階で発覚したことがあります。
敷金、礼金とは別に退去費用がなんと11万もかかるということです。
当時は断るということを知らなかったうえ、この時期に決めてしまいたいという気持ちもあったので、自分は契約書にサインをしてしまい、その物件に4年近く住むことになりました。
退去時の立会いで発覚したこと
しかし、退去時の立会いで問題が発覚します。
キッチンに木製のボードがあったのですが、その上に炊飯器を置いて利用していたところ、塗装が日焼けして、炊飯器のところだけ日焼けする前の色で目立つようになっていたのです。
同じように物置部屋にも木製のボードがあったのですが、そこに物を置いていたら同じように他のところだけ日焼けして目立つような状態となっていました。
退去時の立会いで別途修繕費がかかることを伝えられ、最終的に退去費用として13万円を支払うこととなりました。
しかし、よく考えてみると日焼けしない部分が跡で残るのはこちらが特別に何かをしたわけではないので、借りた自分の責任とは言えません。
入居時について管理会社や仲介業者から特に注意されることもありませんでした。
なので、「これは管理会社の責任であり、こちらの過失ではない。11万支払って退去が出来ないのであれば裁判で決着をつけたい」と交渉できたはずです。
しかし、その時の自分はそこまで頭が回らなかったため、泣き寝入りしてしまうこととなりました。
ちなみに仲介手数料は当然の一か月分。
この時にもう少しマネーリテラシーがあればと今思うと、悔しくて仕方がありません。
希望の物件を内見させないというのはどういうことか
ほとんどの不動産屋が希望の物件を内見させてくれます。
しかし、こちらが希望する物件を内見させない不動産屋も実際にありました。
これはどういうことかというと、相手の希望よりも自分の売りたい物件を優先することだと思います。
つまり、こちらがここに住みたいという意思を無視して提案してくるのです。
こんなことを普通の仕事でやると相手はかなり怒るでしょう(もしやむを得ない場合は相手の希望を聞きながら着地点を見つける必要があります)。
だから、こういうことをされたら「もうおたくには頼まない」と言っていいと思います。
実際に借りた部屋も光回線を引けず、モバイルルーターでネットを利用しないといけない、大変不満なものでした。
おそらくこちらが希望した物件の内見を無視するということは、こういう地雷案件も紹介してくるところがあると思います。
また、契約の際に嘘をついてくるところも良くありません。
別の不動産屋の話ですが、その不動産屋の担当は上から目線で、「あなたが二番目の希望者です」と言ってきて、契約書の提出を迫ってくることがあり、それに対して「じゃあもういいです」とこちらが言ったら、実際は他の人の申し込みは入っておらず、あとから「あなたが一番目の希望者です」と言ってきたのです。
こんな嘘をつくところとは契約をするのは危険だと思い、その契約をお断りしました。
ネットで調べていると「そんなの営業トークだよ」と言っている人がいましたが、自分はこんな悪質な営業トークはあってはならないと思います。
人をだますような営業に1円も儲けさせたくないので。
やはりお客様と営業は対等の関係であり、間違っても営業する側が上からものを言ったり、相手をだますようなことは言ってはならないと思います。
これが成り立つビジネスであれば先は暗いでしょう。
まとめ
・希望の物件を内見させない不動産屋は自分が売りたいものを売ることを考えている。
・また、契約時に嘘をついてくる営業を信じてはならない。
この二点について自分の経験からお話をさせていただきました。
皆さんも部屋を借りたり、家を買ったりする場合は、くれぐれもマネーリテラシーが低い時の自分と同じ失敗をしないよう、最低限のマネーリテラシーを身に付け、同じ目に合わないように気を付けていただきたいと思います。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※本記事の画像はイラストACの画像を使用させていただきました。
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