時間はお金で買えるが時間はお金で買えない

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未来の時間はお金で買えるが、過去の時間はお金で買えない

未来の時間は自分への投資や時短家電の導入などの形で、お金をかけることで変えることが出来ます。

また、未来の時間は自分の行動の変化により自分の時間を作り出すということも出来るため、未来の時間は自分の行動次第で手に入れることも出来ます。

そういった意味では未来の時間は自分の行動やお金をかけることで手に入るため、お金で買うことが出来ると言えます。


しかし、過去の時間はどうでしょうか?

過去の時間は自分が今までやってきた行動の積み重ねです。

これをお金をかけて変えようとしても、タイムマシンがない限り無理です。

もし何かのきっかけで過去の世界に行くことが出来たとしても、過去の自分に未来の自分が話しかけても「お前誰?」と言われて終わりですし、将来こうなるということを語っても、過去の自分に信じてもらえず、なかなか変えることは難しいでしょう。

また、タイムマシンが出来て過去に戻っても、記憶は未来から持ってくることは出来ないはずです。

そのため、自分の行動を変えるという発想に至らず、結局同じ行動の積み重ねになる可能性が高いでしょう。

ですので、過去の時間はお金をかけて買うことは出来ず、変えることが出来ないものとして理解しておく必要があります。

未来の時間はお金で買える

未来の時間はお金で買える

未来の時間は今の自分がこれからどう行動するかで変わります

今からお金をかけて自己投資をしたり、貯蓄や投資に励んだりすると、未来は明るいものになります。

何も変わらない生活を送っていると、未来は今まで自分が行動してきたことの延長線上にあります。

しかし、ここに変化を加えると未来は自分が行動してきたことの延長線上から外れ、これから自分が行動を起こしていく内容の延長線上に移動します。

なので、未来は変えられないものではなく、自分から切り開いていけるものなのです。

若いうちからお金をかけて自分の将来の基盤を築いていると、良い未来が待ち受けています。

しかし、何も努力しない、仕事をなんとなくやる、そんな人生を積み重ねていくと未来はその延長線上にあるため、良い未来は待ち受けていないでしょう。

ただ、若いうちに自分の将来の基盤を築くことが出来なくても、今の自分の「気づき」によってお金や労力をかけて将来の基盤を築く自分に変えることが出来れば、未来は明るい方に移動していきます

そのため、未来はお金をかけることで変えていくことが出来るため、未来はお金で買えるものであると言えるのです。

過去の時間はお金で買えない

過去の時間はお金で買えない

過去の時間というのは自分が今まで何をしていたかの積み重ねで、完全に凍結されたものです。

若いうちにこんなことをしてたけどもっとこうしていればよかったというのは誰もが思うことですが、だからと言って過去を思い出して嘆いても過去を変えることは出来ません。

過去の時間はいくらお金を使っても変えることが出来ませんし、お金で買うことも出来ません。

もし何かのきっかけで過去の時間に戻っても、今の自分の記憶を持ち越して戻ることは出来ないため、結局は過去の自分と同じような過ごし方をして現在に至る結果になってしまいます。

なので、過去の時間をお金で買い戻そうとしても、お金を積んで過去に戻ってやり直そうとしても無駄なのです。

しかし、過去の時間は自分の記憶の中で履歴として残っています。

自分が過去に何をやって、どんな過ごし方をしてどんな結果になったか?

ここを振り返ることが出来るのは現在の自分だけ。

なので、過去は変えられないけど、どんな未来を目指したいかを現在の自分が決める判断材料にはなります。

そして、未来の時間を買うための判断を現在の自分が判断するわけです。

これに気づいていない人は多く、何となく現在の時間を過ごす人が多いですが、現在の時間は買うことが出来ない過去の時間を判断材料とし、未来の時間を買う判断が出来る唯一の時間です。

決していい加減に過ごしてはいけません。

未来の時間を買う方法

では、未来の時間を買うことが出来ると言っても、一体どうすればいいのでしょうか?

おおよその方法は「未来の時間はお金で買える」の章で説明した内容の通りとなりますが、もう少しお話ししておきましょう。

単純に時間を作りたいのであれば、高価であっても速い交通機関を利用して移動時間を減らす、ハウスクリーニングやフードデリバリーを利用することで家事にかかる時間を削減するなどがあります。

時短家電を買うのもありですね。

家事の時間はどれくらい便利なものを使うかでかかる時間が変わります。

家事の時間の短縮は割と重要で、土日は特に家事をいかに早く終わらせて、自分の時間を作り出すかを意識しないと、家事だけで午前中が終わってしまうようでは、ろくに外出も出来ませんし、午前中が終わってしまったという徒労感が残り、午後をいい加減に過ごしてしまいます。

また、動画配信サービスの広告の出ない有料会員になるのもいい時間の買い方だと思います。

動画配信サービスの広告は何度も動画の途中に挟まれることが多く、動画を観る途中で頻繁に広告を見せられて気が散るだけではなく、無駄にする時間も多いわけです。

Youtubeを利用していればYoutubeプレミアムで広告なしで快適な動画を観ることが出来るのであれば、安い投資です。


仕事でなかなか自分の時間を取れない人もいると思いますが、職場に近い所に引っ越して通勤時間を短縮する、テレワークで仕事が出来る会社に転職するなどで、通勤時間を0にするなどで、自分の時間を作り出すことが出来ます。


また、先ほども触れたように、将来の時間を得るために、今使える時間で自分に投資するというのもいい時間の買い方です。

具体的には書籍を買って勉強したり、スキルを磨くためにオンライン講座を受けたりする、などのお金の使い方です。

最近はネット上で無料でも有益な情報を得られるので、無料で今の時間と将来の時間を交換することも可能になりました。

しかし、書籍はいろいろな人の価値観や考えが得られたり、ネットでは得られない情報も得られたりするので、将来の時間への投資の考え抜きでお勧めしたいお金の使い方になります。


なお、自分に対してお金をかけるというのは、若いうちからやっておかないと、後で高くつくようになります。

年齢が高くなるほど覚えることが難しくなり、自分のスキルを上げることが難しくなります。

また、年齢が高くなるほど謙虚になり自分を変えるという考え方をするのが難しくなります。

なので、なるべく若いうちから将来の時間のために投資するという考えは意識しておいた方がいいと思います。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という言葉は大体合っており、この苦労は自分を高めるためにやる苦労で、今の自分にお金をかけて将来の時間を買うことであるわけです。

買った時間はどう使えばいいか?

では、お金を使うことで得られた時間をどのように使えばいいのでしょうか?

何もせずにそのまま過ごしてしまうと時間を買っていないのと同じことになってしまいます。

それではまったく意味がありません。

お金で買った時間は、自分の資産価値を高める行動をとるのに使うといいでしょう。

健康を維持するために運動をしたり、自分の市場価値を高めるために勉強をしたり、副業をしたりする時間などに充てることです。


運動は自分の最大の資本である健康にいい影響を与えます。

体を動かさない人は、積極的に運動を取り入れていかないと、歳をとってから思うように体が動かずに後悔することになるでしょう

また、普段から忙しくて睡眠が十分にとれていない人は睡眠時間に充てて、疲れを取ってしっかりと仕事ができる状態にしておくと体調を崩しにくくなるし、体調を崩しても寝込むことも少なくなるので、睡眠時間をしっかり確保することはかなり重要です。

また、ストレスもたまりにくくなるので心の健康にも良いですね。


勉強や副業は将来の自分がどうなるかに影響してくる大事なことです。

継続して行うことが出来れば、これからの人生において大きなアドバンテージとなるでしょう。


未来の時間を買うというのは、ただお金を払って買うことも出来ますが、お金を払って買った時間をうまく使えば、買った時間に対してさらに投資することも出来ます

投資することで、お金を払った以上のリターンが得られたり、時間に余裕のある生活を送ることが出来るようになります

買った時間に再投資する時間の使い方は理想的な時間の使い方であり、自分も普段から心がけていることです。


過去の時間は過ぎた時間なので買うことが出来ないし取り戻すことも出来ません

過去の時間は今までの自分がやってきたことの積み重ねで、その頃に戻ることは出来ないからです。

過去の時間をどうこうしようとするよりは、現在の自分が将来に向けてしっかりと時間を買っていくことが、人生をどれだけうまく過ごしていくかのポイントとなるでしょう。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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