人が話していることや他人の評価は過度に気にする必要はない。気にすれば気にするほど心は疲れていく。

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人が話していることや他人の評価は過度に気にする必要はない。気にすれば気にするほど心は疲れていく。

人が何かを話していること、気にしていませんでしょうか?

何かこちらを見ながら話している。

そして、こちらを見ながら笑っている。

こんな感じで他人が何かを話していたら、自分のことに関して何か噂をしているのではないかと気になってしまう。

また、他人からの評価を気にしすぎてしまう。

そんなことを経験した人は多いと思います。

自分も昔はそうであり、今もたまにそんな気持ちになってしまうことがあります。

ただ、よく考えて欲しいのですが、他人がこちらを向いて話していることは、本当に自分のことを話しているのでしょうか?

そして、他人の評価は本当に正しいと言えるのでしょうか?

他人がこちらを見ながら話してもあなたのことを話しているとは限らない

他人がこちらを見ながら話してもあなたのことを話しているとは限らない

仕事をしているときに誰かがこちらを見ながら談笑している。

自分のことを話しているのだろうか?

そう考えてしまうと、気になって仕事が手につかない状態になってしまいます。

そして、街角でもこちらを見ながら話している人がいる。

こちらを見ながら笑っているように見える。

もしかして自分のことを話しているのだろうか?

そういう人に言いたいのが「あなたはそこまで有名な人なのか?」ということです。

職場であれば普段から目立ったことをしていればもしかしたらあなたのことかもしれない。

でも大抵の場合はそうではありません。

もしそんな職場だったら、社内の体制に問題がありますし、ちょっと周りの雰囲気がおかしいことに気が付くはずです。

特にやましいことも無くて、他人がこちらを見て談笑しているだけだったら、別に気にする必要はないです。

あなたのことを言っているとは限らないし、ただの談笑である場合も多い。

だから神経質になる必要はなく、雑音程度にとらえておけばいいのです。

自分が気にするから余計に気になる。

そして、仕事も手につかなくなり残業する羽目になったりして、心にも体にも良くありません。


街角であなたを見ながら話している人も同じです。

よほどあなたが奇抜な格好をしていない限り、他人はあなたのことを気にしていません。

40を軽く過ぎた自分がゲーセンのプライズの袋一杯にぬいぐるみを詰め込んで電車に乗っても気にする人がいない程度なので、こちらを向いて話をしながら笑っているのも錯覚ですし、赤の他人が「あの人キモイ」なんていう会話なんかしているわけがありません。

なので、街角で他人がこちらを向いて話をしていても、全く気にする必要はありません

他人の話を気にするだけで心が疲れますし、そんなことに消耗しても、生きづらさを感じるだけで良いことがないのです。

他人の評価は話半分で聞いておくといい

他人の評価は話半分で聞いておくといい

他人の評価も気になりますね。

特に面接や仕事の評価。

自分の仕事に対してマイナスの評価がつけられないだろうか?

と気になる人もいると思います。

他人の評価は、あくまでもその人の基準での評価なだけです。

仕事を一生懸命やっていれば成長もあるし、そんなに悪い評価を受けることもありません。


他人の評価というのは、その人の価値観が大きく影響します。

そのため、同じ仕事をしても評価をする人によって評価は変わります

仕事をする時に一所懸命に仕事をしていても悪い評価を受けると自分が完全否定された気分になりますが、評価は絶対的に正しいとは言えないのです。

評価の半分は間違っていると考えても問題ないのです。

なぜなら、評価する人の偏見や価値観により、理不尽な評価になってしまうこともあるからです。

こういう時は評価者に直接話をする機会を設け、何が良くなかったのかを聞き出し、心当たりがある部分だけを修正していけばいいのです。

評価をする人の考えに合わせてすべてを変えようとする人がいますが、これはその会社で定年まで働くサラリーマンにとっては正解かもしれませんが、そうではない人にとってはそこまでやる必要はありません。


まず、評価にはあいまいさを含むため、無理に評価に合わせて自分を変えようとすると疲れてしまいます

役職は会社に貢献すれば自然と与えられるものですし、特に役職者や管理職を無理して目指す必要もありません。

自分の必要なスキルを身に付ければ、今の給料以上を払ってでも欲しがる会社が出てきます。

そのため、自分の実力と評価が一致しないことはあり得ることをきちんと理解し、実際に実力と評価が大きくかけ離れていると思った場合は、転職活動をしてみて自分の市場価値を確認してみればいいのです。

転職にはリスクを伴いますが、転職活動自体にはリスクはありません。

そして、給料が上がりそうであれば転職し、そうでなければ今の会社に居続ければいいのです。

ただ、評価基準に私情が多く含まれる場合はその職場は長くないので、転職した方がいいでしょう。

そうでなければ、仕事の評価も話半分で聞いておく程度で十分です。

無理に評価する人の評価基準に合わせる必要がなく、絶対的な評価の部分だけを見て自分を見直していけばいい。

それ以上仕事の評価を気にしすぎると心が疲れますし、他人からの承認されたいという承認欲求に従って仕事をすることになり、自分を見失ってしまうことになります。

なので、他人からの評価は仕事であっても、全てを真に受けてはいけません。

他人からの見た目は、あくまでもその人からの見た目だけに過ぎない

他人からの見た目は、あくまでもその人からの見た目だけに過ぎない

他人からの見た目は、絶対的なものではなく、その人の経験してきたことや価値観で決められる部分も少なくありません。

中小零細ではない限り、人がある程度いる会社では、評価をする人からの自分の評価は、全てを改善しなくても大きな問題はありません。

自分のミスや力不足だった点を見つめ直し、次に活かせばそれでいいのです。

苦手なことに対する評価は低くて当然です。

苦手なことは克服するのに時間も労力もかかるので、自分の得意なことや得意でも苦手でもないことを得意にすることで、頼られる部分を作っていけばそれでいいのです。

そうすれば、その部分の仕事をしっかり任せてもらえます。


そもそも社員数が10人未満の中小零細企業で働くことはお勧めできません。

自分を犠牲にして仕事一筋でやらないとやっていけない部分があるからです。

これではワークライフバランスが取れませんし、自分らしく生きることからどんどん遠ざかってしまいます。

だから、ある程度人がいる会社でそれなりの評価を得ながら、副業をする余力を残しながら副業を育てていく方が精神的に良いですし、評価を気にしすぎて自分を見失うリスクも少なくなります。


自社の主力メンバーをただ気に入らないからという理由で不当な評価を付けてやめさせようとする悪質なブラック企業もあります。

そんなところでいくら頑張っても自分の仕事が正当に評価されることはありません。

仕事の結果を搾取され、不当な評価が変わることがないのです。


自分の心を守るため、他人からの評価はある程度線を引いて、その線を超える部分だけを意識すれば大丈夫です。

他人に合わせすぎると疲れます。

だから、他人の評価は100%全て受け止める必要はありません

今回のお話は今回以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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