学歴は関係がないということをそれぞれの立場の観点で考えてみた

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学歴は関係がないということを高学歴と低学歴のそれぞれの観点で考えてみた

「学歴なんか関係ない」

この言葉はどんな立場の人が言うかで重さが違います。

仕事が出来ないFラン大学卒の人が言っても説得力がなく、仕事が出来る東大卒や京大卒の人が言えば重みを感じます。

結論だけを先に言うと本当に学歴は関係がないのですが、それだけだと面白くないので、高学歴、低学歴の長所についても説明してみました。

社会に出てからの自分の価値は社会に出てどれくらい努力したかが影響する

社会に出てからは基本的に実力主義です。

どれだけ努力してどれだけ結果を出したかで人生が決まります。

なので、高卒やFラン大学卒の人にも高学歴の人に勝つチャンスがあり、それをしっかり活用して、学歴はないが仕事ができるという人も多くいます。


逆に高学歴の人でもダメになる人もいます。

大学を出てから勉強もせず、仕事も覚えようとしないのであれば当然ダメになっていきます。

大学を出てから5年後、10年後は大学を出たことが過去の話になります。

いつまでもいい大学を出たからという理由が使えるわけではありません。


こんな感じで、社会に出てからは平等にチャンスが与えられる、高学歴で駄目な人もいて、低学歴で仕事ができる輝く人もいる、そういった意味では学歴は関係がないと言えます。

高学歴はプライドが邪魔をする

高学歴の人というのは、いい大学を出ていますからそれだけプライドが高い人が多いのです。

自分もそのタイプだったのですが、いい大学を出たから周りよりもいい人間と思ってしまう。

周りの低学歴の人を見下してしまう。

そのプライドが邪魔をして、努力をしようとせず、仕事でもメモを取らず、しっかり覚えようとせず、周りに追い抜かれていく人もいます(実際に自分がそんな感じでした)。


いつまでも出身大学の看板を背負って行けるわけではありません。

せいぜい大学の就活から第二新卒まででしょう。

それから先は社会人生活でどれだけコミットしてきたか、そんな感じの実力の世界になります。

今まで何をやってきたか、どんな結果を出してきたかが重要な世界になるのです。


学歴から来るプライドを捨てられるかどうかで、その人が本当に出来る人になるか、中身がないのにただ威張るだけの人になるかが決まると思います。

そういう意味では高い高学歴の人はスタート地点は良い位置にいますが、走る時はプライドという足かせを付けて走っているような状況ですね。

高学歴でも低姿勢で貪欲に学んで努力していく人がいますが、この手の人は間違いなく出来るようになりますね。

スタート時点が良く、プライドという足かせのない走りがいい高学歴の人は、かなり強力なライバルになり得ると思います。

高学歴は努力のし方を知っている

高学歴の人は努力のし方を知っています。

受験戦争という過酷な戦いを乗り越えてきたからです。

進学校に通い、学校で勉強し、さらに塾でも勉強し、自宅でも勉強し・・・努力に努力を重ねてやっと希望の大学に入れた。

中には素質だけでいい大学に入る人もいるのですが、大抵の人は他の人以上の努力を中学、高校の時にやっています。

しかし、先に述べた通り、社会に出てからはプライドが邪魔をして仕事を覚えられず、周りに追い抜かれる人も存在します。

本当に出来る人は社会に出てからも学び続け、成長もしていくのですが、高学歴で落ちこぼれになる人は大学に入ったことで安心してしまい、その後の努力をやっていません。


しかし、どうやって努力をしたらいいか?

それは努力をし続けている人でも努力をしなくなった人でも、自分の頭の奥にきちんとしまってあるのです。

やる気があればとことん努力が出来る。

そういう素質があるので、もしその努力のし方を頭の奥から引き出して努力するようになれば、学歴のない人に比べてかなり出来る人になる可能性があります。

プライドを捨てて、社会に出てからもう一度受験戦争に勝った時と同じ要領で努力をする。

これが出来ると、高学歴ならではの実力を発揮できるという点で高学歴特有の有利さがあります。

学歴のない人はがむしゃらに頑張る

学歴のない人は、ただ学校の勉強が出来なかっただけです。

高学歴の人よりも要領が良く、人生の過ごし方がうまい人もたくさんいるのです(自分には妹がいますが、いい大学を出ていない妹の方が要領がいいと思っています)。

また、学歴という看板を背負わない分身軽であり、人から何かを教わろうとすることに抵抗がありません。

なので、とにかく先輩や上司に頭を下げて一生懸命頑張ろうとし、着実に成長していければ、上司や先輩から可愛がられますし、会社の重要な戦力になり得ます。


学歴のない人でもビジネスに成功した人がいます。

そういう人は初めは手探りでやり、要領をつかんでからも慢心にならず、ひたすら努力をしてきたんだろうと思います。

何も捨てるものがないから、スタート時点が不利であることを知っているから、慢心せずにがむしゃらに頑張れる。

それが低学歴の人の強みです。

もちろんすべての低学歴の人がこの強みを活かしているわけではありませんが、高学歴の人を追い抜くチャンスはきちんと用意されており、それをうまく活かしてきた人は本当に強いです。

まとめ

学歴は関係ないという話から、高学歴の人とそうではない人で利点を見てきたのですが、要は努力次第ということです。

プライドが高いが努力のし方を知っている高学歴の人、直感でひたすら頑張れる低学歴の人、どちらも努力をしようと決心して努力を重ねれば上に行けます。

そういった意味では、社会人以降の人生は学歴は関係ないと言えるでしょう。

大事なのは前向きに進もうとする心です。

これを持っているかどうかで社会に出てからの人生は変わります。


学歴がダメだから、いい大学を出たからということは考えずに、常に素直で謙虚な姿勢で努力をすると、いつか必ずその努力が報われる時が来ます。

高学歴の人はプライドを捨てて慢心しないこと、低学歴の人は自分がダメだと思わないこと。

この点に注意すれば学歴に関係なく上を目指していける人になります。

社会に出てからの人生は自分の努力と結果で決まるので、学歴は関係がないことを理解していただくと、今後の人生をうまく過ごしていけると思います。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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