怒りの感情に支配されるな。冷静になって解決することが重要。

広告 心の話

怒りの感情に支配されるな。冷静になって解決することが重要。

怒りというのは感情的になり、何かに対しての不満が大きく、時にはその不満を誰かや物にぶつけてしまうことです。

キレるというのはこの怒りが瞬間的に沸騰して冷静で居られなくなることです。

この怒りの感情ですが、その感情のままに行動してしまうのは良くありません。

イラっとしたというレベルであればまだいいのですが、ムカムカした、キレそうというくらいまで怒りの感情が高まり、その感情のままに行動してしまうと損をしてしまうことが多いのです。

怒りとは何か?

怒りとは何か?

調べてみると以下の説明が出て来ました。

怒りとは人間の原始的な感情の一つで、様々な要因、理由で起きるもの。例えば目的を達成できない時、自分の思い通りにならない時、体を傷つけられた時、侮辱されたときなどに起きるものである。

怒りというのは「危険にさらされた」という意識、認識に起因していると説明できることは多い。
(Wikipedia)

なるほど、確かにそうだと思える説明になっています。

怒りは心の底から湧いてくるものですが、原因は確かに思い通りにならなくてむかつく、体や心を傷つけられたなどの理由から来ることが多いように自分も思います。

時には冷静さを失うこともあり、相手や物を傷つけるといったこともあり、あまり良くない感情の一つです。

怒りの感情に支配されることで起こる損失

怒りはほとんどの人が持ったことのある感情の一つだと思います。

しかし、この怒りというのは厄介で、怒りを解消するための行動に問題があることも多いです。

人や物を傷つけて、その時はスッキリするかもしれませんが、「なぜあんなことをしたのだろう」と、後悔の気持ちが湧いてくることもあります。

もし、怒りの感情に任せて人や物を傷つけてスッキリしたで終わる人は、何か心に問題がある人だと思います。

大抵の人は怒りに任せて行動すると後悔してしまいます。


怒りの任せて行動して得をすることはほとんどなく、多くの場合は冷静に対応した時に比べて損をしてしまっています。

具体的には悪口の場合と同じで周りからの信頼を失いますね。

友人や知人、職場の人・・・怒りをぶちまけられて傷ついた人は、怒りの感情に任せて行動した人を恐れ、近づかなくなってしまいます。

また、「こんな人だとは思わなかった」と距離を取られ、疎遠になってしまうこともあります。


怒りの感情に任せて行動するのは損をすることであり、周りに不快感を与え、自分も不快な思いをする。

場合によっては信頼を失い、周りに人がいなくなる。

仕事の取引先や発注先相手だとなおさら問題です。

取引停止などの大きな問題になることもあります。

怒りの感情に任せて行動することの損失は結構大きいので、ここはしっかり理解してほしいと思います。

怒りの感情とどう付き合えばいいか?

怒りが湧いてきて、そのまま何もしないとストレスに変わることもあり、放置はできません。

しかし、先述したように怒りの感情に任せて行動を取ることも良くありません。

ではどうすればいいかというと・・・怒りを感じたらとりあえず一呼吸してもう一度怒るべきことがあったかを考えてみることです。

この一呼吸があることで、ある程度冷静な判断が出来ると思います。

それでも解決しないなら、何か自分が楽しいと思うことをやってみることです。

体を動かしたりして汗をかいてみるといいでしょう。

自分の気持ちがスッキリすると怒りはだいぶ軽減されます。


怒りの原因は大して重要ではないことも多いのです。

もし相手が法律に違反した悪質なことをしたのであれば話は別ですが、多くの場合相手もそれほど悪意を持たずに何かを言ってきたり行動してきただけです。

そんなことに対して怒りを感じて感情的になってもいいことはありません。

冷静になれば受け流せることもあるので、怒りを感じた時こそ冷静になることが重要です。


DV、モラハラ、パワハラ、その他の違法行為があったとしても直接相手を殴りに行ってはいけません。

この場合は法律で相手を殴ればいいのです。

つまり、証拠を記録してそれを弁護士のところに持っていき、裁判するなどして相手から賠償金や慰謝料を取る、場合によっては刑事告訴をすればいいのです。

そうすると法律で許される範囲で相手にダメージを与えることが出来ます。

まとめ

怒りを感じた時こそ冷静さが必要です。

決して自分から殴りに行ってはいけません。

相手を殴ってしまった時点で、相手と同じレベルに落ちてしまいます。

また、相手を殴ってしまうと後悔が残ります。

決して怒りの感情に支配されず、冷静に物事を進めましょう。

原因が大したものでない時は受け流す、原因が悪質である時はそれなりの手段で対処する。

それなりの手段とは相手に対して冷静に対抗措置を取ることであり、感情的に何かをやることではありません。


怒りの感情に支配された行動は損失を生み、時には取り返しのつかないことになります

まずは冷静になること、怒りを相手を傷つけない手段で解消すること、この2つをやってみてください。

そうすると大きなトラブルもなく怒りに対処できると思います。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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