転職を全くしないこともリスク

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転職することはリスクを伴うが、転職を全くしないこともリスクである。

会社が年功序列と終身雇用で面倒を見てくれる時代であれば、転職をせずに1つの会社に入社日から定年退職日まで居続けることは問題のない選択でした。

しかし、40代、50代を中心としたリストラや会社の倒産、年功序列を廃止して実力主義の導入、同じ会社にずっと勤めてきた人に対して風当たりの強い社会になっています。

なので、一つの会社に入社して定年まで居続ける選択をするのは難しく、入社した会社でしか通用しないスキルを積み上げることにもなり、他の会社でも通用するスキルを積み上げることが出来ない場合は、一つの会社に長くいればいるほど転職時に不利になります。

転職することは転職先の会社に合うかどうかなどリスクがありますが、転職を全くしないことも自分がいる会社以外の世界を見ることが出来ていないということで、リスクになってしまいます。

特に、今の会社でぬくぬくと何もスキルを身に付けていない状態でリストラで外の世界に放り出されると、次の就職先が見つからず、人が来れば誰でもいいと思っている会社に入社するか、路頭に迷うしかなくなります。

転職をしないということは一つの会社での経験しかしていないということ

まず、転職をしていないということは、一つの会社での経験しかしていないということです。

入社してどんな会社で働いてきたかで自分の常識が作られるのですが、一つの会社でしか働いていないということはその会社の中での常識となります。

会社によって文化は異なるため、一つの会社でしか働いていない場合、その常識は今の会社で通用しても別の会社では全く通用しないということも普通に考えられることです。

また、社風についても一つの会社でしか経験していないので、その社風がいいのか、悪いのか、客観的な判断を下すことが出来ません

一つの会社で働けば働くほどその会社の社風に染まっていくため、それが自分の中で正しいこととなり、他の会社で働くようになった場合に「前の会社ではこうだった」などと発言し、その会社の社員に迷惑をかけるだけで、仕事が出来ない人になってしまう可能性があります。

転職する場合は、転職先の会社の文化や価値観に合わせて自分を柔軟に変えていく必要があるのですが、最初に入社した会社に長く居続けるとこれが困難になってしまうのです。

転職の経験者は柔軟に他の会社に馴染むことが出来ますが、会社を一社しか経験していない人にとっては他の会社に馴染むことがかなり大きなハードルになることもあります。

今の会社では正しいことであっても、他の会社では異なるやり方をしていて正しくないことは結構あります。

一つの会社で働いてきた年配の人が転職してきて役に立たないことがあるのは、転職してきた人がこのことを理解していない人であることと、自分自身を変えることが出来ないからです。

一つの会社に居続けると年を取ってから会社にリストラされるなど、退職することになった場合に取り返しがつかなくなる

最初に入った会社が居心地が良く、まったりと仕事が出来る場合は注意が必要です。

いつまでも昇進せず、現場仕事ばかりをしていたらさらに要注意です。

また、仕事の内容が誰でもできるような内容で、特に勉強しなくても問題のない会社も注意した方がいいでしょう。

このような会社であれば、自分から何か学ぼうと行動しない限り成長がない職場であるため、自分を磨くことを忘れて給料を安定的に得続けるのであれば、将来訪れるかもしれないリストラや会社の倒産に備えることが出来ません


若いうちはまだチャンスがありますが、10年、20年、30年とこの環境に慣れたままで仕事をしてしまうと、特に次に働く職場が見つからないということになります。

次の職場が見つかりにくいと、自然とランクを下げて求職するしかなくなってくるので、何かあった場合に転職が年収ダウンの転職になることを避けられなくなってしまいます。

その時になってこう思うでしょう。

「若いころにもっと頑張っていればよかった」

「もっと成長できる職場を経験しておくべきだった」

後悔をしても遅いのです。

一つの会社で働いて、その会社でしか通用しないことしか学ばず、人並みに仕事をしていればいいという思いで仕事をしていると、その会社で何か起きて退職する羽目になった時に取り返しのつかないことになるのです。

ですので、誰でもできるような仕事であっても、仕事の効率化を考えて仕事をする、どこの会社でも通用するようなスキルを学んでおく、など他の同業種、異業種の会社で通用するようなスキルは若いうちから身に付けておいた方がいいでしょう。

そうすることで、何か問題があって転職することになった場合も他の応募者としっかり戦えるし、年収を維持した転職や、年収アップの転職も狙うことが出来ます。


この記事を書いている自分は転職を3回しています。

いずれの理由も「自分の将来のビジョンが見えなくなったため」です。

新入社員で働いていたころはSESとして客先常駐で働いていました。

しかし。給料が安くて昇給も少なかったこと、都心への通勤でストレスを溜めすぎてダウンしたことから先が見えなくなり転職をしました。

そして次の会社では結果が出せずに追い出し部屋みたいな部署に異動させられ、自分がやりたくないことをやらされる未来しか見えなかったため転職しました。

三社目は自社開発を謳っていながら派遣をさせられたこともありましたが、会社自体が残業、有休なし、退職金なしというコンボを決めていたこと、仕事一筋ではなく自分の力で稼ぐ副業と仕事を両立したいという思いから、未来も仕事一筋のビジョンしか見えなかったその会社から転職しました。


このように仕事をしながら人生を送っていると、色々な経験をしますし、その経験から自分が仕事に対して求めるものや人生の目的が変わることは普通に起こり得ることです。

その変化を無視して一つの会社に居続けることは、その自分の考えを否定してしまうことです。

あまりお勧めは出来ません。


自分の気持ちに正直に生きた方が絶対にいいと自分は考えています。

なぜなら、やらなかったことに対する後悔をすることがないからです。

自分の気持ちに正直に生きてやるべきことをやった際の後悔は自分が納得できることをしたうえでの後悔なので、やらなかったことに対する後悔のように後に引きずることはないでしょう。

逆に、やらなかったことに対する後悔は自分の心の中にずっと残り、取り返しがつかない判断をしたという事実が自分自身を苦しめ続けます。

若い頃はこの後悔は自分の意識を変えることでそれほど苦労することなく取り除くことが出来ますが、歳を取ってからだとこの後悔を取り除くことは困難です。

なぜなら、自分が望んでも思うようにいかない人生を歩むことになってしまっており、軌道修正が難しいからです。

こうなってしまうと自分を変えるという強い意志を持ち、他の人の倍以上の行動をしていくしかなく、何もしてこなかった今までの人生のツケを払うのにかなり苦労することになります。

転職しないことは変化に適応していかないことのリスクがある

高度成長期からバブル期までのように年功序列であり、定年までポジションが与えられ、安心して働けるのであれば良かったのですが、今は変化が激しい時代です。

今の会社がこれからどうなっていくか、大手企業ですら分からないのが今の時代です。

創業者が社員のために身を粉にして働いて大きくしてきた苦労を理解しない社長に代替わりして、自分の立場や目先の利益だけを追い求め、社員に目を向けない社長も多くなってきました。

そんな中で、定年まで一つの会社にしがみつくことはリスクでしかありません。


世の中の変化は常に起こっています。

そしてその変化が激しい時代になっています。

そんな世の中で変化を嫌って一つの会社にしがみつくことは、世の中の変化から取り残されることでもあります。

働いている会社が時代の変化に合わせて変えていこうという姿勢があればいいのですが、そうでなければ一つの会社で働き続けると悲惨な未来が待っています。

リストラや早期退職の対象となってしまった場合は、目も当てられない未来が待っているでしょう。

働いている会社が倒産した場合はさらに悲惨なことになります。


確かに転職は求人を出している会社が今の会社よりもいい会社なのか、良くない会社なのか、面接だけではわからず、今まで働いて得たスキルを活かせるかもわからないので、リスクを伴うことです。

しかし、転職を全くしないのもリスク

これはきちんと覚えておいて欲しいことです。


自分が目指す方向やビジョンは時代の変化に応じた変わっていくことがあります。

目指す方向やビジョンが変わっても今までの会社にそのまま居続けるのは苦しいことでもあります。

自分の目指すビジョンや方向性が変わったら、それを無視せず、きちんと行動を取っていきましょう。

幸いなことに、働き手の減少により条件のいい会社に転職できる可能性が高くなっています。

今の会社ではだめだと思った時、不運にもリストラや早期退職の対象となってしまった時は、勇気をもって転職活動をして、自分に合いそうな会社を見つけたら積極的に応募してみましょう。

会社は若くてスキルのある人を求めていますが、40代、50代であっても他社に通用するスキルやノウハウがあると転職は成功しやすいです。

何をしたらいいか分からない場合は転職エージェントに相談したりキャリア相談を受けたりして、自分が目指す方向を決めてその上で、仕事を探していきましょう。

「会社ガチャ」という言葉があるように会社には当たりはずれがあります。

一つの会社でしか働かず、何も売りになるスキルがなく、新しいことを学ぼうとする姿勢もない場合ははずれの会社でしか働くことが出来ません。

しかし、積極的に学んでいく、自分から行動して仕事をしていく、周りと協力しながら仕事をする姿勢を持っている人は社内の雰囲気を良くするので、年齢を問わずに欲しがる会社は存在します。

ですので、どんな会社で働くことになった場合も、自分から学び、自分から行動し、周囲と協力する習慣を身に付けて起き、今働いている会社で何かが起きた時のリスクよりも転職のリスクの方が少ない状態を保っておきましょう。

おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

※この章の記事にはプロモーションを含んでいます。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
dodaの転職エージェント取り扱い求人の約80%が非公開求人

面接前後のフォローが充実

2022~2024年 オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント 20代 第1位

面接前後のフォローがしっかりしている。
特に書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が転職者に伝えられるので、面接対策も立てやすい。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行SARABA退職代行SARABA労働組合による退職代行サービス

退職代行サービスの中では24000円とかなり安い

有給消化に関するサポートあり(成功率98%)

退職失敗のケースほぼなし

人材会社と提携した無料転職サポートあり

追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行SAKURA一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合(コスモス労働組合)提携

行政書士と提携

退職後のサポートサービスあり
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

サービス名リンク特徴
キャリア相談プラットフォーム【coachee】転職活動、副業、人間関係、キャリア形成などの悩みに関して
専属のコーチが相談に乗ってくれる

コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

20代から40代がターゲット

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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