こんな会社は辞めた方がいい 仕事が属人化している会社

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こんな会社は辞めた方がいい ⑧仕事が属人化している会社

この仕事はこの人にしかできない、そんな状態を仕事が属人化している状態と言います。

仕事に対して特定の人にしか分からないため、仕事がブラックボックス化し、周りから見ても何をやっているか分かりません。

また、代わりがいない状態なので、休む時もなかなか休めず、残業も多くなり、ワークライフバランスに影響が出ます。

お金の豊かさの面ではそこまで苦労しないケースもあるかと思いますが、心の豊かさの面では確実に豊かにはなれない状態が仕事の属人化に巻き込まれた人の立場となります。

仕事の属人化とは?

仕事の属人化とは、特定の仕事が特定の担当者にしか分からず、特定の仕事を一人または複数人で抱えていることを指します。

特に一人の人に対して仕事が属人化していると、代わりにその仕事が出来る人ががいないのでその人に何かがあったときに仕事が回らないという問題があります。

仕事が属人化すると、会社には必要で居ないと困る人として見られるという利点はありますが、当の本人には仕事が重くのしかかってくるため、特に精神的にかなりの負担となります。

また、同じ部署内の人から見てもその担当者が何をしているのかが分からない状態で、まるでその担当者の仕事が黒い箱に覆われたような状態(ブラックボックス)となってしまいます。

仕事が属人化していることがまずい理由 ①休めない

独りの担当者に対して仕事が属人化している場合は、担当者はその仕事について他に頼める人がいません。

また、会社を休んでしまうとその仕事について知っている人が車内にいなくなります。

そのため、会社をなかなか休むことが出来なくなり、会社の休業日以外の休みが取りづらい状態となってしまいます。

有休の取得もうまくいかず、抱えている仕事の量によっては残業や休日出勤も常態化してしまう可能性があります。

予定を入れていて列車などを予約していた場合に、急に仕事が入り仕事を優先しなければいけなくなった場合、列車の予約が当日でキャンセルできずに損失を被ることもあります。

そのため、旅行や帰省などの計画が立てづらく、休みの当日に計画して旅行に行く必要があり、親族に何かあった時に駆けつけることも難しいことがあります。

ただでさえ休めないのに、時間外労働や休日出勤が常態化していると、気持ちをリフレッシュする時間が取れずに次第に体と心の疲れがたまっていきます。

長くこの状態が続くと、メンタルに影響して、精神的に病んでしまう可能性があります。

精神的に病んでしまうと今後の人生に大きく影響してしまいます。

仕事が属人化していて、しかも残業や休日出勤が多いようであれば辞めた方が良く、転職してこの状態を改善しましょう。

仕事が属人介していることがまずい理由 ②退職時の引継ぎの問題がある

仕事が属人化している場合、退職時の引継ぎにも大きな問題となります。

特定の仕事について誰も知っている人がいないため、引継ぎ資料を1から10まで書いて誰でもわかるようにしなければなりません。

これも非常に骨の折れる作業で、他にその業務を知っている人がいればその人に自分が知っていることを引き継いで終わりなのですが、そうではない場合は引き継ぐ人が分かるレベルで資料を残したり説明したりしなければならないため、かなり引継ぎに時間がかかってしまいます。

また、引継ぎに専念することが出来ず、仕事をしながら引き継ぎの資料を作成するということもあります。

これが仕事の長時間労働に拍車をかけ、ますます辛くなってしまいます。


自分の場合は、仕事が属人化してしまい、正月休みの帰省の日にさあ出かけようとしたタイミングで仕事のトラブルがあり、トラブル対応をして帰省しなければいけないことがありました。

仕事が属人化していたので、誰にも仕事を引き継げず、帰りの列車の切符も購入していたため、非常に困った覚えがあります。

会社側は規制より仕事を優先しろの考えであり、何とかトラブル対応を終えて列車に間に合いましたが、間に合わない場合は列車の切符の損害賠償を会社に請求していたかもしれません。

そしてその帰省中の元旦に仕事の連絡が来て対応が必要となることがあり、「ここまでプライベートを犠牲にしなければいけないのであればもういいや」と考え、転職を行いました。

仕事が属人介していることがまずい理由 ③企業自体に問題がある

普通の会社であれば仕事について分かる人を数名用意しておくことでリスクを回避します。

または、仕事について何も知らない人が引き継いでも問題ない仕組みも用意したりもしています。

そうすることで社員が病欠してもその仕事は問題なく回る。

これが普通の体制なのです。


仕事が属人化している会社は社員が病欠した時、葬儀や結婚式への参加が必要になった時、退職した時など、何らかの理由で社員が抜けることになった場合のリスクをそのまま見過ごしていることになります。

普通であれば人を雇って何かしようとしますが、それが出来ない理由は社員の人件費を安く済ませたいか、人を雇う余裕がないかです。

人を雇うことをコストと考えている会社は、社員に投資をするという考えがありません。

その為、ギリギリの人件費で仕事を回そうとします。

当然、そのしわ寄せは社員に回ってくるわけです。

複数の仕事を掛け持ちしてその仕事が属人化してしまったり、多くの社員が残業や休日出勤を残業代なしでやらされるブラック企業になったりします。


また、社員を雇う余裕がないということについてですが、この状態になっていること自体、会社が行き詰っている状態だと言えます。

また、折角社員を雇ってもすぐに社員が辞めてしまい定着しない会社も同様です。

会社が他社よりも安くで物やサービスを提供している場合にこうなるのですが、物やサービスを安く提供するのは大手企業のやり方であり、それを中小零細企業がやっても体力を消耗していき、会社全体が疲弊していってしまいます。

中小企業は大手企業が出来ないことをできるとアピールして、その分を付加価値として適正価格の範囲で受注し、安請負しないことが大切です。

ここで安請負を行うと、お客はつくかもしれませんが、お客の数の割に売り上げが小さく、人を増やせないということになります。

この分のしわ寄せは当然社員に回ってきます。

お客が増えても体制がしっかり整っていないので、普通は4~5人でやる仕事を1~2人で回さなければならなくなります。

自然とお客様への対応も属人化することとなり、担当者は次第に疲れていきます。

仕事の属人化は会社のせいなので嫌なら遠慮なく辞めた方がいい

そもそも仕事の属人化が起きていることは会社の経営の問題です。

責任を属人化している仕事を担う社員に転嫁していいものではありません。

しかし、多くの企業がこの事を棚に上げて社員に責任を押し付けて来ます。

属人化している仕事が少なければまだ救われていますが、5個も6個もあるのであれば相当な負荷がかかっている状態だと思います。

休めないことは本当につらいことで、次第に精神的、肉体的な疲労を蓄積していきます。

もう無理と思ったら早めにその会社を辞めましょう。

管理職に昇進してしまうと、もっとつらい未来が待っていると思います。


そもそも仕事が属人化している会社に就職することもお勧めしません。

入るも地獄、出るも地獄です。

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今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

※今回の画像はイラストACの画像を使用しています。

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