楽天ポイント、dポイントなど、世の中にはポイントと名のついたものが多く存在します。
ただ、ポイントというのは現金とイコールで結べるものではなく、特定のサービスでしか利用できません。
そして、ポイントには有効期限があり、有効期限を過ぎてしまうとポイントが失効してしまい、貯めておいたポイントが無駄になってしまいます。
そうなってしまうと、せっかくお得なサービスや買い物ができたはずなのに、それが出来なくなるというとても持っていないことになってしまいます。
ですので、ポイントはなるべく使い切るようにし、しっかりとポイントの持つメリットを受けることを考えた方がいいでしょう。
目次
自分がポイントを無駄にした例(ポイントは失効だけではなく、制度自体が廃止になることがある)
ずいぶん前の話ですが、自分が学生の頃、ユニクロはアプリではなく、ポイントカードを採用していました。
自分はユニクロに時々服を買いに行っていたのですが、その度にポイントが貯まっていました。
そして、ポイントが使えるもう少しのタイミングで、ユニクロがポイントカードを廃止したのです。
このことについて店員に抗議したのですが、もちろんポイントの残高はすべて無効となっており、ポイントカードは廃棄処分(店が没収)となってしまいました(ここは何らかの補償があっても良かったのではないかと今でも思いますが)。
このように、ポイントというのは発行元の気分一つで制度が廃止され利用できなくなることがあります。
そうなってしまうと、折角貯めたポイント分がすべて無駄になり、非常にもったいないことです。
ですので、ポイントを使わずにひたすら貯め続けるという行為は絶対にお勧めできません。
何か利用できるタイミングが来た時にすぐにポイントを使い切ってしまうべきなのです。
ポイントを貯める対象はしっかり絞り込む
いくつものポイントが貯まるサービスを利用していると、ポイントが貯まる対象が分散してしまい、なかなかポイントが貯まりません。
そのため、2~3個にポイントを貯める対象を絞り、着実にポイントを貯めていくことが重要になります。
ポイントを貯める対象を絞ることが出来れば、使えるサービスを制限することもでき、お金を無駄に使う必要もなくなります。
なので、ポイントを貯める対象は分散させず、集約させることが大切であるということをきちんと理解してポイントを貯めることが大切です。
ポイントを貯める場合は期限に注意する
いくつものポイントサービスを使っていると、ポイントを貯める対象が分散されるだけではなく、ポイントが期限切れになって失効となってしまい、結局ポイントを使わずに終わるという、もったいない状況になりがちです。
なので、1年に1度も利用しないようなサービスや店のポイントは貯める必要がなく、dポイントや楽天、ポイントといった一般的に使われているポイントが貯まる店を利用した方がいいです。
ポイントは有効期限がありますが、一度貯めるとその日から1年に有効期限が延長されるポイントのサービスも多いです。
なので、そのようなタイプのポイントをしっかり貯めて、貯めすぎないようにして早く使い切る。
それだけでポイントを有効に活用することが出来、最大限ポイントが利用できることの恩恵を受けることが出来ます。
また、ポイントを貯めるのに一つ意識して欲しいのが、個人店や特定の店(使えるポイントがその店だけであるか、その系列店に限られている)でしか使えないポイントは貯めないでいいということです。
個人店であれば、常連にならない限り一般の客はそれほど多く訪れることがありません。
そして、ポイントの有効期限もあったりするので、ポイントを使うことが目的となってしまい、好きではなくてもポイントのためにその店を利用するということになる可能性もあります。
自分もそんな状況になったことがあって、「本当にそれでいいのか?」という思いになったことがあります。
ポイントカードで財布を太らせるのではなく、ポイントカードを2~3個にして財布のダイエットをしてから、ポイントを貯める対象を集中させる方が効率よくポイントを使うことが出来るようになります。
ポイントを使い切るために大切なこと
まず、大手のポイント(例えばAmazonや楽天のポイント、dポイント、Tポイントなど)ですが、これを使い切るのは難しくはありません。
楽天市場の利用者であれば楽天ポイントを支払いに充てればいいだけですし、期間限定ポイントは対象外ですが楽天証券で新NISAのつみたて枠の投資信託を購入するのにも使えます。
AmazonのポイントはAmazonで購入するたびにポイントを使っていけばいいです。
dポイントはローソンのアプリでdポイントを登録すると、引き換え券の交換で消費できるので無料でローソンの商品を手に入れたい場合に使っていけばいいです。
競争率はやや激しいですが、ポイントの消費がそこまで多くなく、実質的に値引きの状態でローソンの商品を入手できます。
Tポイントは自分はTポイントのサイトからティースプーンに交換しました。
自分の場合、Tポイントは貯まるのがたまになのでこれが最善だと思いました。
なので、大手のポイントは使い切るのはそこまで難しくはありません。
一方で、家電量販店やクレジットカードの会社のポイントはどうでしょうか?
家電量販店のポイントは大手ポイントと同様で、ポイントが貯まるのを待たずに次の買い物に利用すればいいです。
良く利用する家電量販店であれば、ポイントの全額を支払いに回してただで買い物することも出来るのですが、何か大きな買い物をしなければならず、たまに利用するくらいであればまずできることではありません。
なので、最良のポイントの使い方は買い物の度にポイントを使っていくことになります。
そしてクレジットカード会社のポイントですが、これはメインで使わない限りなかなかポイントが貯まりません。
ですが、ポイントが利用できる状態になってからすぐにポイントを交換してしまう方がいいでしょう。
うなぎや松坂牛など魅力的な商品と交換出来たりもしますが、そこまで行くのにどれくらいかかるのか?
10年たってもそこまで行けないようであれば、さっさと交換に必要なポイントが低いものに交換して使い切った方がいいです。
ポイントは便利なので最大限利用するべき。そのためにポイントを使い切ることを意識するべき
ポイントというのは購入金額の0.5%~10%くらい還元され、それを現金代わりとして利用できるので、とても便利なものです。
だからこそ、ポイントを貯めることを意識しすぎず、しっかりとポイントを使い切ることを考えなければなりません。
ポイントがつくサービスを取り扱っている店は街中にあふれています。
大切なのはいろいろな店で共通で貯まるポイントであること、そして貯まったポイントを使い切ることが出来るようなシステムがしっかりしているポイントを選ぶことです。
ポイントの有効期限が短いものは貯めてはいけません。
飛行機のマイルを貯めようとしても、飛行機に乗る回数が少ないとマイルを得点に交換することすらできません(自分が実際に全日空のマイレージを利用していた時がそうでした。ゴールデンウィーク、お盆、正月と年に往復で6回、合計年に20万円ほど利用していたのですが、マイレージ交換が出来ずに先に期限が来て失効してしまいました)。
出来ればポイントを貯めると有効期限が延長されるもの、期間限定ポイントでもしっかり使えるものを選んで貯めていくことが大切です。
ポイントを使うことで月の出費が何千円単位で変わってくることもあります。
年単位では数万、20年利用すると数十万という大きな差となります。
ポイントを有効期限切れにして失効してしまうともったいないので、ポイントが利用できるレベルまで貯まったらしっかり使い切ることが大切であることは覚えておいて損はないでしょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。