テレビや新聞、ラジオなど、マスコミと呼ばれるメディアが存在します。
しかし、これらのメディアが正しいことを言っているとは限りません。
マスコミの情報に心を動かされ一喜一憂し、また見てもらう。
それがマスコミの意図なのです。
目次
マスコミの裏にはスポンサーがいる
マスコミの裏にはスポンサーがいます。
テレビやラジオではCMが流れるので分かりやすいでしょう。
CMの広告料があるから、テレビやラジオは無料で見ることが出来るのです。
新聞も広告がありますが、テレビほど広告料は多くないでしょう。
毎月の新聞代で発行費用と従業員の賃料をある程度賄っていると思われます。
テレビではサントリーのCMが流れる番組ではサントリーのビールを美味しそうに飲むシーンが 映されたりします。
そして、それ以外のメーカーの飲み物はラベルをモザイク処理して分からないようにしています(ある程度は分かるものもありますが)。
これはスポンサーに対する忖度であり、提供スポンサー一覧画面のモザイク処理もスポンサーの名前を読むのに集中して読んでもらうという意図があります。
ここまで、テレビではスポンサーに気を遣っています。
何せ、スポンサーはテレビ局の上得意様なわけですから。
テレビで取り上げられると翌日に商品がスーパーの棚から消える不思議
テレビで「〇〇はダイエットにいい」などの情報が良く放送されています。
そして、次の日にスーパーに行ってみるとその商品が品薄になっていたり、スーパーの棚から商品が消えていたりします。
これは不思議に思うのですが、テレビで放送された情報をそのまま信じ込む人が結構いるようです。
テレビでは特定の効果についてしか放送されていないのに、それが最大の薬であるかのような視聴者の反応。
そして、しばらく経つと徐々に商品の売れ方が通常に戻り、最後は元通りとなります。
これは、実際に食べ続けたけど効果がなかった人がほとんどであるからだと思います。
少し考えて見れば分かることですが、テレビで「〇〇がダイエットにいい」「〇〇が美肌にいい」という情報は断片的なもので、それだけを食べていればいいと考えるのは良くないことです。
得た情報は検証しないと正しいのかどうかは分かりません。
少し調べてみて本当にその情報が正しいかを考える必要があります。
個人的にこの手のことが繰り返し起きると、多くの人が学ばない人であることを認識させられ、嫌な気分になります。
マスコミは視聴率が高くなるコンテンツを報道している
マスコミは視聴者が見たいものを報道するわけではありません。
視聴者ウケしやすい番組は確かに多いのですが、それは演出によるもので、冷静に考えると知りたい情報と実際に報道される情報には差があります。
テレビが面白いというのは演出でそう思えるようにさせられていて、コンテンツの中身はそれほど充実していなかったりします。
それでもこんな番組はB層にウケがいいのです。
B層は考えず、検証せず、マスコミの情報を鵜呑みにして信じる人たちです。
何もこちらからアクションしなくても(テレビのリモコンの操作というアクションはありますが)、入ってくる情報をありがたく受け取る。
そして、マスコミの情報を信じ込み、テレビや新聞が正しい情報と思い込んでしまう。
これほどいいカモはいないでしょう。
一番怖いのはマスコミの情報をそのまま信じ込むこと
自分が一番怖いと思っているのは、マスコミの報道する情報をそのまま信じ込んでしまうことだと思います。
テレビで放送されていたから正しい、新聞に掲載されていたから正しい、そう思っている人が結構います。
テレビの放送内容がたまに虚偽であったことがニュースになったりする通り、テレビや新聞のマスコミの情報が必ず正しいとは限りません。
情報は複数の入手先から得たものを確認して初めて正しいと思うことです。
マスコミはお得意様のことを悪く言いませんが、だからと言ってお得意様がいい人であるとは限りません。
マスコミの情報はそういうバイアスがあることをしっかり意識した方がいいです。
そうしないとマスコミに自分の考えをコントロールされてしまいます。
テレビはあまり必要がないという話
自分はテレビをつけていてもあまりまともに見ていません。
投資に関係のある為替や指数の情報と天気予報はしっかり見ていますが、他の番組やニュースなどは右から左に聞き流しています。
昔は番組制作者の情熱が感じる番組も確かにありましたが、今はコストカットが露骨に感じられるどうでもいいバラエティばかりです。
それにニュースと韓国ドラマ。
正直言って真剣に見る価値のない番組が多く、体感的には9割くらいがそんな番組になっていると思います。
なので、「テレビばかりを見ていると馬鹿になる」という言葉があるのですが、自分はこれを本当のことだと信じています。
テレビばかりを見ていても、今のテレビ番組の内容だと有用な知識はほとんど得られません。
エンターテイメントとしては良いのかもしれませんが、エンターテイメントばかりを見ているのも正直言ってどうかと思います。
笑ったり、楽しむ時間は確かに必要なのですが、そればかりだと時間を無駄に使っているという気持ちに自分はなりますね。
テレビを見ていない、捨ててしまったという人は最近時々聞きますが、テレビを見ている時間が無駄であると分かっている人だと思います。
テレビで扱う情報は他の情報源からも入手できるものです。
事実だけを伝えればいいのに、変な見解や印象付けを行っているので、食べ物に例えるとジャンクフードみたいなものなのです。
新聞やテレビと言ったマスコミに心を動かされるのは、彼らの思うつぼです。
必要な情報を冷静に取り入れるようにするか、純粋な方法のみを手に入れて役立てていくようにしましょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。